かわいい孫の写真をキレイに撮影したい!幼稚園の運動会をデジカメで上手に撮るコツとは?

幼稚園のビッグイベントは、入園式、遠足、卒園式……そして、なかでも楽しみなのは運動会ではないでしょうか? 元気いっぱいお遊戯やかけっこをがんばるお孫さんの姿を、思い出の1ページとして写真に残してあげたい。そうは思っていても、「外での撮影や動く被写体の撮影は難しい」「上手に撮ってあげる自信がない」と心配になる人もいるでしょう。そんな人のために、今回は運動会というイベントを通して思い出に残る写真を撮影するコツをご紹介します。

ストーリーが伝わるシーンを選ぶ

大きなイベントの写真を撮るときに大切なのは、ストーリーが伝わるシーンを選んで撮影することです。子どもにとっても大人にとっても、運動会は一大イベント! 当日だけでなく、前日からみんなソワソワしてしまいますよね。そんな様子を残せるように、“運動会シリーズ”の写真撮影は前日から始めてみましょう。ウキウキしているお孫さんの様子や、枕元に畳まれた運動着。運動会に持っていく敷物やバッグなどを、玄関にまとめて写真を撮るのもよいでしょう。おいしいお弁当を一生懸命準備しているお母さんの写真も、あとで見返すと心温まる1枚になりますね。

撮った写真に加工ソフトを使って演出を加えてあげるのも、思い出に残る素敵な写真を作る手助けになります。無料の加工ソフトでも、写真をモノクロやセピア色にしたり、コメント入りの吹き出しをつけることができ、楽しい加工が可能です。

動きの激しい競技のシーンをうまく撮るコツ

元気いっぱいの子どもたちが動いている写真を、ブレないように気をつけ、周りの風景とのバランスを考えながら撮るのはけっこう大変です。うまく撮るためにはどんなことができるでしょうか。

  • 撮った写真を確認してがっかり……となるのは、やはりピンボケ。これはシャッターの半押しでフォーカスを孫にしっかり合わせることが大切です。撮りたい位置に孫が来たら、シャッターを押す前に半押しでフォーカスを合わせましょうね。
  • 堂々のゴール!……に間に合わずに大後悔。そうならないためには「置きピン」と呼ばれる撮影方法がオススメです。ゴールの位置がしっかり収まる場所にカメラを設定。ゴール付近にあるものを使って、フォーカスを合わせておきましょう。連写モードが付いている場合は、連写モードを選んでおきます。あとは孫がゴールする瞬間を待つだけ。「見えた!」と思った瞬間にシャッターを切ればバッチリです。
  • 動いている孫を何枚も撮りたいときは、「流し撮り」が良いでしょう。これは被写体に合わせてカメラを動かしながら撮影する方法で、若干上級者向けです。運動会の前に、空を飛ぶ飛行や鳥などで練習しておくと、本番での失敗を減らすことができます。

 

スマホやタブレットで競技を撮影するときのコツ

カメラは持っていない。または、大きなカメラでの写真撮影はお父さんとお母さんにまかせて、自分はスマホやタブレットでサクッと写真を撮ろうかな、と考えている人もいるのではないでしょうか。せっかくの機会なので、スマホの機能を生かして、楽しい写真や面白い動画をどんどん撮ってみましょう。

スマホで写真を撮るとなると、外せないのは「自撮り写真」。カメラを前面にして、孫と一緒にパチリと1枚とってみましょう。前面カメラは、撮っている自分の顔がスマホのモニター上に映るので、シャッターチャンスを逃しません。撮った写真はクラウドやSNSを使って、その場で家族と共有してあげると喜ばれます。そのほかにも360度パノラマ撮影ができるカメラアプリを使って、広い運動場全体の風景を撮ってみるのはどうでしょう。みんなで体操をしている風景や玉入れの風景など、子供のアップだけでは伝わらない全体の雰囲気を撮影するのにピッタリです。

スイッチ一つで、サッと写真と動画の切り替えができるスマホ。駆けっこや大玉ころがしなどの競技は、動画で残しておけば、後で孫と一緒にみる楽しみがあります。時間を早くしたり遅くできるタイムラプスやスロー撮影といった、特別な方法で撮影しておくのもおすすめです。

とびきりの笑顔を写真に残そう!

キラキラした笑顔があふれる運動会。デジカメを使って、カワイイ孫のとびきりの笑顔と楽しい思い出を写真に残してあげましょう。できあがった写真を見ながら、お孫さんと一緒にお話しするのもきっと楽しいですよ!

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参考:

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