TwitterやFacebookでつぶやくのは知り合いに読まれることを考えると何となく恐いし、ブログを定期的に書いていくような自分のネタも無いけれど、何かをネットに投稿したい、そのようにお考えの方もいらっしゃるかと思います。
そんなときにお勧めしたいのが「まとめサイト」への投稿です。
「まとめサイト」とは？
最近流行の「キュレーションサービス」という言葉をご存じでしょうか。インターネット上に散らばる様々な情報を、ユーザーが情報を見やすくまとめていくのがキュレーションサイトです。そのなかでも老舗で、まとめサイトの代表格となっているサービスが「NAVERまとめ」です。
SNSのようにユーザーとのやりとりをする必要もなく、既にある情報をまとめていく訳ですから、ブログのようにネタ探しをする必要もありません。
しかし、ただ雑多な情報を無作為に拾い集めるだけでなく、まとめにはある程度情報の整理やコメントが必要です。そこにオリジナリティーや独自の見識をシニア層ならではの経験と知識で付加することがポイントになります。つまりそれだけの「やり甲斐」がまとめにはあるわけです。
NAVERまとめはこちらから見ることができますので、どのようにまとめられているか、気になるカテゴリーから見てみましょう。
たとえば吉田松陰のまとめサイトなら、
女性の西洋ファッションの歴史に関するまとめなら、
定年に関するまとめなどと言うものもあります。
いかがでしょう、なんとなく雰囲気はつかめましたでしょうか？
実際にNAVERまとめのつくり方を見てみましょう
NAVERまとめは、閲覧するのにはスマホで問題ありませんが、編集するためにはPCモードでなければいけないので、スマホからアクセスする場合は表示を「PCモード」に切り替えておきましょう。
まとめを編集するにはNEVERのアカウントが必要です。まとめ作業をする前に「会員登録」でアカウントを作成します。
アカウントができたら次に「まとめ作成」をクリックします。これでまとめ画面が表示されました。
作成作業はまず「まとめタイトル」からはじめます。何に関するまとめかがわかりやすく、なおかつ人の心を引くようなタイトルをつけてみましょう。
本文の編集ツールは「リンク」「画像」「動画」「引用」「テキスト」「見出し」の5種類があります。
「リンク」はまとめの基本である外部サイトのURLを入力する欄です。URLを直接入力するだけでなく特定の単語を入力してページを検索してURLを自動入力する機能やリンクの内容を編集する機能も用意されています。検索した場合は検索結果画面にある「+」アイコンをクリックすればまとめにサイトが追加されます。
「画像」「動画」も同様に検索画面から追加したり、画像の場合は自分のパソコンからアップロードしたりしてコンテンツを追加できます。
「引用」はインターネット上にあるテキストをそのまま引用するときに使います。「探して追加」ボタンをクリック知れば日経新聞の記事から検索結果を引用できます。
「テキスト」「見出し」はあなたオリジナルの文章を随時入力し、まとめページとして完成させてください。
まとめるだけでなく収入を得ることも可能
更に、まとめサイトに投稿するモチベーションになるのは、ただ投稿して誰かに読んでもらえるということにとどまりません。NEVERまとめは読まれたアクセス数に対してのインセンティブ、つまり報酬を得ることができるのです。
ある程度まとめページを作成したら、管理画面の「まとめ管理」で「インセンティブ」を見てみましょう。アクセス数に応じた「見込額」「確定額」が表示されているはずです。
これが、まとめ記事を投稿し、閲覧されたことによる報酬です。もちろん閲覧数が増えれば増えるほど報酬が増えますから、よりたくさんの人に読まれるよう拡散していく記事を書くのが需要です。ただし、閲覧数＝収入というわけでもなく、まとめのクオリティや閲覧者の流入経路、読まれたデバイスの種類などによってレートが変わりますので、まずは1万円程度の収入を目指すところからスタートさせると良いでしょう。前述の通りレートが複雑ですので一概にどれだけ閲覧されると1万円になるとは言えませんが、定期的に投稿してひとつの記事あたり1万PVを越えるようになれば、お小遣い稼ぎ程度の報酬になるのではないでしょうか。
このように話題のまとめサイトの「編集者」として人の役に立つ情報を発信し、さらに収入の足しにしていくというのは、シニアの知識と経験を活かし、趣味と実益を兼ねた新しいインターネットライフのスタイルとして定着していくことでしょう。ぜひ皆さんもシニアならではの見識を利用してまとめにチャレンジしてみてください。
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